まだメーカーがヒューズ・ヘリコプターと呼ばれていた頃から心血注いで開発してきたノーターシステムを採用した次世代軽双発ヘリコプター。
当然カテゴリーAの機体である。
また、当機の開発にあたり世界中のヘリユーザーと3年にもわたる会合をもって設計されたとも聞いている。
ノーターというのはテールブームの脇にスリットを平行にあけておいて、そこから空気を吹き出すと、ローターからのダウンウォッシュがかかって、横向きの力がテールブームに生まれる。これを利用してローターの反トルクを殺しているのだ。
つまり、太めの長いしっぽの中はがらんどうなのだ。
今まではながーいながい駆動シャフトがあの中に通っていて、ベアリングに注油とか、ギアボックスが壊れたの、アレだのコレだのやーやー言ってたのだが、そういう悩みをすべて反古にできる大変すばらしい機構である。
とりあえずLTEもないし、
地上の樹木とかにテールを引っかけるヒヤヒヤ感からパイロットは解放される。また、ヘリを知らない一般人のお客さんなんかを乗せるとき、テールの方に回られたりしないだろうか・・・・とか肝を潰す心配もない。
メーカーは操縦の安定性を謳っており、デモVTRでもテストパイロットがエライ勢いで後進してるのを見たことがあるが、実際のところ、結構乗り心地はコロコロしていて良くはないらしい(失笑)
最後尾のドアは観音開きに開く。キャビンのドアも大きく、キャビンの中は仕切がなく平面で大変使い勝手が良さそうである。
ともあれ、国内初の空飛ぶ救急車、ドクターヘリもこの機体があてがわれている。
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