オイラはこの機体について、常に不思議に思うことがある。それは「なんであんなイイカゲンな民族にこのような高性能機が作れるんだろうか」と(笑)
この機体は今までベル社のヘリをライセンス生産することで力をつけてきたイタリアのアグスタ社が初めて自主開発した機体であるA109を、スイスの民間救助組織のREGAの要求に基づき改修したものである。
元の機体がそもそも140kt巡航可能(!)な高性能機だったんだから、上手くいかないわけがない。小さな機体とあいまって、高山ではラマに変わって主役となりつつある。
元の機体は、MVアグスタを世に送り出したメーカー作だけあって、流麗なスタイルのイタリアのスポーツカーを思わせる機体なのだが、コレを、もう性能のためならなりふり構わん!!というようにいかつく改造したところが、ヒコーキマニアを唸らせるのである(笑)
あんなに凝った作りだった引き込み脚も固定、エンジン後端カウルも思い切りえぐり、それ以外にもスタイル無視の改修があちこちに行われているのだ。
まさに漢(おとこ)のアイテムである。
ちなみに、こんな高性能機なんだからさぞや高度な最新テクノロジーで作られてるんだろうなあ・・・とおもいきや、機体構造は案外冒険を避けた構造になっている。
メンテ等、手間がかかりそうだけど今までの先人の膿がきっちり出されたモンだから、びっくりするような不具合等はおきそうないのも、これまたこの機体のミソでもある。
現在、左のイラストの富山県警機をはじめとして、静岡県警等でも使用中である。
ただし、機体がやはり特別仕様なので、やや高価なのが玉にキズなのだが、やはり人の生命財産には変えられまい。
ともあれ、ラマにしろこの機体にしろ、携われる方々は光栄と思う。個人的には機体もそうだが、クルーがなんと言ってもかっこいいのだ!!(笑)
※こちらのページではA-109K2の美しい写真が思う存分満喫できます。左のイラストもこちらのページで紹介されているものを元に作成しました。
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