ようこそ、現実へ

「THE MATRIX」 1999年製作 脚本/監督:ウォシャウスキー兄弟 製作総指揮:ハリー・M・オズボーン    美術:オーウィン・パタソン 撮影:ビル・ポープ 音楽:ドン・デイビス   出演:キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシュバーン キアリー=アン・モス ヒューゴ・ウィービング

もう、言わずと知れたマトリックスである。数々の誹謗中傷を浴びながら帰ってきたキアヌ・リーブスの演技もさることながら、斬新な撮影技法、本場のカンフーアクションを取り入れた革新的な映画で、99年はこれでおわりって言う感じだった。

しかし、この映画の最大の見どころは、何と言ってもあのヒロイン、キャリー・アン・モス嬢の活躍である(笑)。あのビチビチのキャットスーツに身を包み、いったいどこに内臓が入ってるんだと言うあの肢体をスクリーンいっぱいに見せつけてくれた。Mun@geはあのおねいさまが、いたくお気に入りである。このページの題名も「キャリーに萌え萌えっ!」にしようかなとか思ってる(嘘)。



実は片手でもOK

今回登場のヘリはベル212である。海上保安庁の青白のヘリとしておなじみだろう。このベルのH-1シリーズはもう各方面で大活躍で、今世紀最大の成功作とも言われている。しかしながらその操縦は決して簡単な物ではない。

映画中ではキャリー嬢が目をぱちぱちしただけで操縦を数秒で体得していたが、全く持って羨ましいかぎりである。

実はMun@geはこれの単発型のベル205に乗ってた時期があったのだが、こいつの低速時の難しさは筆舌にかえがたいものがある。スティックが異様な程軽く、しかも敏感で、風邪引いてるときに乗り込むとセキをするたびに機体がガクンと揺れるのだ(そのかわり、速度がつくと本当にドシンと安定するようになる)。

「しなやかに飛ぶその操縦性はなんでも出来そうな気がした」とベテランへリパイロットは口をそろえるが、よほど昔のヘリはヘボかったに違いない。なにしろMun@geはヘリのアカトンボことベル47にも乗ったことが無い男だ。想像のしようも無いってものである。

さて、話を戻そう。威勢よく飛び立った212&キャリーだが被弾してしまった。どうやら油圧系統をやられてしまったらしい(まあ、あそこには油圧関係はないんだが・・)

・・・ちなみに作動油が漏れると、あんなのではない。オイルは吹き出ると言うより、あまりの圧力のため霧状になって、ハタから見ると火災を起こしてるように、煙のような気化オイルが吹き出るのである。

そこでキャリー嬢、なんと両手でスティックをこねくり始めた。確かに油圧が無くなるとスティックは重くなる。しかし片手で出来ないことはない。問題はこの機体のバヤイ、コレクティブ・レバー、つまりピッチである。こいつは油圧無しでも上げる事は出来る。しかし下げられないのだ。Mun@geはマッサージ師から必ず「いい体ですね」と言われるが(ヤバイ)その私でも十分に下げられない機体があった。

つまり、この際スティックなんかよりコレクティブの方が心配になってくるのだ。

・・・っても、そんなのスティック操作でカバーすればいいことか。つまるところは、単にこのコーナーにマトリックスを載せたかったってことさ!うはははは