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「そんな、ばかな〜」チュドーン(爆)
このシーン、機銃が故障して不利な態勢になってしまったブルーサンダーに乗るマーフィーが、悪役コクレーン大佐にAH-6で追われ、マーフィーは宙返りしてこいつの追撃をかわしてAH-6をやっつけるというものである。
この複線として、物語の序盤、マーフィーがヘリで宙返りしたことがあると言ってたときに、コクレーンがやってきて「空力的に不可能だ」と言い放っていたのである。
ところで、ヘリで宙返りは本当にできないのか? じつは出来るのである、これが。出来る機体は限られているが、現に私の持ってるVTRでアパッチとタイガー、Bo105などが宙返りしている。
ちなみに日本のヘリパイロット第一人者で川崎重工のテストパイロットだった筒井氏が入間のエアショーでやって見せたそうだ。そのときの機体はコクレーンが無理だといってやられたOH-6である。根性が足りんな、コクレーン(笑)。
日本ではお上(運輸省)がうるさいのでもうこんなことは無理だと思っていたら純国産ヘリ1号のOH-1がテスト中にやってみせたそうだ。そのときにはホバリングからいきなり宙返りしたというから、固定翼のアクロ機にも出来ないことをやって見せたわけだ。
ところで、そのほかおかしな点がこの映画にはもう一つある。飛行機っていうのは普通、ヒューズは使わないのだが、ブルーサンダーはヒューズが使われているのである。
普通の飛行機はヒューズのかわりにサーキットブレーカーが使われている。理由は飛行中にヒューズが飛んじまったら、その機器は使えなくなってしまうので、機械が壊れる事は覚悟で、一時的に不具合が出ても使えるようになってるのである
飛行機のコクピットの後ろの上の方にびっしりと張り付いてる、妙なつまみのようなものを皆さんも写真などで見たことあると思うが、それがこのサーキットブレーカーである。
ってなこといっても、まあ、これも仕様といってしまえばそれまでなので(恐ろしい仕様だが)これはどうでもいいか。
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